リンスやトリートメントは肌荒れの原因
公開日:
:
最終更新日:2020/09/08
湯シャン(湯だけの洗髪), 美髪(髪を美しく保つ)
リンスやトリートメントは陽イオン界面活性剤で、シャンプー以上に肌や頭皮にダメージを与えます。
その結果、すすぎ湯が頬やひたいに流れると、痒みやピリピリ感、赤みなどがでることがあります。
また、ニキビが出ることもあります。
リンスやトリートメントは残留しやすい
リンスやトリートメントのすすぎ湯が顔に流れると、顔の肌に付着しベタベタした感触になります。
このベタベタ感はニキビや赤みの原因となるだけでなく、不快感というストレスにもなります。
さらに肌や頭皮のバリア機能を低下させ、より肌荒れしやすい状態になります。
なお、リンスやトリートメントのすすぎ湯が背中や胸の間に流れても肌荒れが起きやすい。
リンスやトリートメントをした髪が頬の方に触れるとかゆみが生じたり、赤みが出ることがあります。
これはスプレーや整髪料をかけた髪も同じことです。
洗い流さないトリートメントはさらに肌にダメージ
さらに、リンス・トリートメントは感触を残すために完全に洗い流さない人もおられます。
髪の感触はリンス・トリートメントでコーティングされてよくなりますが、髪の内部は粗造化されていきます。
髪のダメージだけでなく、感触の残った髪が頬に触れると、ニキビや炎症、肌荒れの原因にもなることがあります。
湯シャンにリンスやトリートメントはいらない
湯シャンは、シャンプーを使わないので、必要以上に脱脂せず、リンスやトリートメントがいりません。
自分の皮脂が天然のトリートメントとなって髪の手触りやツヤをよくしてくれます。
ベタつき等でどうしてもシャンプーを使いたい人は、米のとぎ汁か米粉がおすすめです。
小麦粉アレルギーの方も使えますし、使い方も簡単です。
米のとぎ汁の作り方は、米のとぎ汁を活用した肌荒れ対策 をご覧下さい。
米粉洗髪の方法は米粉洗顔と米粉洗髪やってみたをご参照頂ければ幸いです。
湯シャン初期で髪がゴワゴワする場合は、傷んだ部分にワセリンをつけておくとよいでしょう。
顔に触れない髪でしたらピュアオイルもよいでしょう。
なお、獣毛ブラシでブラッシングすると髪のほこりを取ってくれるのでツヤが良くなります。
関連記事
-
-
湯シャン初期のフケとベタつき対策
湯シャン初期はフケ・ベタつきに悩まされます。 まず、行う対策としては、湯シャン直前に獣毛ブラシ
-
-
湯シャンで髪が増えた60代
母(69歳)は、今年の6月で湯シャン3年が経過しました。 もちろん水洗顔も行っています。 湯
-
-
湯シャンを毎日する理由
湯シャン実践者の中には、めんどくさいからといって、湯シャンすらせずに寝てしまう人がいます。 特に湯
-
-
湯シャンで抜け毛が増えたら
湯シャンを3~4ヶ月続けてから、あきらめてしまう人がおられます。 多くは、ベタつきだったり、臭いだ
-
-
湯シャン後の髪の乾かし方
湯シャンを始めたばかりの時、濡れたままだと臭うことがあります。 本人にはわからなくても家族が分かる
-
-
湯シャン用ブラシや手につく白い粉
湯シャンを始めて間もなくして気になってくるのが、ブラシや手につく白い粉。 ・手櫛で髪をとかした
-
-
毛穴のつまりと毛穴の汚れ
育毛サロンや美容サロンに行くと毛穴のつまりや毛穴の汚れを指摘されたという方が多い。 また、ヘアケア
-
-
湯シャンのべたつき対策
暑い日や湿気の多い日は、湯シャンを長期間続けている人でもベタつきが気になることがあります。 そこで
-
-
湯シャンを成功させる方法
湯シャンは肌断食に次ぐ肌荒れ対策の1つです。 シャンプーやリンス、トリートメントなどのヘアケア
- PREV
- 肌断食1年2ヶ月の経過
- NEXT
- 肌断食1年2ヶ月経過