糖分の取りすぎが肌荒れの原因となる理由
糖分の取りすぎが肌荒れやニキビの原因となることは、多くの人に知られています。
では、糖分の取りすぎは、なぜ肌荒れやニキビの原因となるのでしょうか?
その理由は以下の通りです。
1.糖分を取りすぎることで起こる酸化
糖分を取りすぎると、血液が酸化してしまいます。
するとコラーゲンの生成に必要なビタミンCが大量消費され、肌に必要なコラーゲンが行きわたらなくなります。
その結果、肌の乾燥などのトラブルの原因に・・・
2.糖分を取りすぎることでビタミンB1不足
糖質の代謝にビタミンB1は不可欠。
しかしビタミンB1は、肌の健康を保つうえでも必要なビタミンです。
このビタミンが不足すると肥満だけでなく、ニキビや肌荒れの原因ともなりうるのです。
3.糖分を取りすぎることで腸内環境の悪化
糖分を取りすぎると、腸内にいる常在菌のバランスが崩れてしまいます。
常在菌のバランスが崩れると、便秘や下痢の原因になります。
便秘をすると体に老廃物がたまり、肌にもそれが現れます。
下痢をするとその苦しみのストレスから肌のバリア機能が低下し、肌荒れやニキビの原因となりやすい。
下痢と便秘を繰り返す過敏性腸症候群は、ストレスが原因と言われていますが、糖分を取りすぎていないか振り返ることも重要です。
4.糖分を取りすぎることで精神不安定
糖分を取りすぎると、ホルモンバランスの乱れ、自律神経の乱れ、ドーパミンの低下、酸化などからストレス耐性が低くなり、精神不安定、気分の落ち込みが発生しやすく、疲れやすくなります。
そうなると肌のバリア機能が低下し、肌荒れやニキビの原因となりやすい。
糖分の取りすぎによる影響の体験談
この冬、筆者は市販のお菓子にハマってしまいました。
少量であればよいのですが、結構な量を食べてしまったのです。
(精製された砂糖は依存性があるので注意!)
すると、例年は発生しない肌の乾燥や便秘・下痢が起こりました。
→その時の経験はこちら
最初は原因が分からず、食物繊維などで解消しようと思いました。
でも変わらず。
思い切ってお菓子をストップしてみたら、肌の乾燥も便秘も下痢も改善しました。
糖分を適量に抑えた現在、元の肌の調子に戻りました。
この痛~い経験から皆様に情報をお届けしたいと思った次第です。
関連記事
-
-
自律神経失調症から始まるニキビ
ニキビと言えばホルモンバランスが大きく変化する思春期に起きるものと考えられがちです。 しかし実際は
-
-
低用量ピルでニキビや肌荒れは改善する?
理由あって2週間前からピルを服用しております。 そうです。あの低用量ピルです。 避妊効果のあ
-
-
美肌になりたいなら肌を触らないことが大切
私は、肌をこすらない、触らないを徹底しております。 水洗顔は水圧の弱いシャワーを使い、手で顔に
-
-
肌荒れは肌断食だけでは改善しない
時々、肌断食をしてみたものの効果が見られない、水洗顔をしたけれど肌荒れが改善しないという人がおられま
-
-
美肌のための睡眠対策
美肌には十分な睡眠が必要 美肌を保つには十分な睡眠が必要です。 できれば22時には寝たいところで
-
-
思春期ニキビと大人ニキビのちがい
思春期ニキビと大人ニキビの違いなんて表題をつけましたが、基本的な原因は同じです。 洗顔のやりす
-
-
柔軟剤も肌荒れの原因に
柔軟剤を使用したタオルを使っていると肌荒れは改善しにくい。 このまま肌断食を続けても赤みや乾燥など
-
-
肌断食でビニール肌を改善するには
下の写真は、最近マイクロスコープで撮った私の頬です。 以前は、キメのないツルツルのビニール肌だ
-
-
肌荒れ対策で免疫力を高める
12月に入って周囲でコロナ感染が流行りました。 周囲のほとんどがコロナに感染し、熱や倦怠感、咳など
- PREV
- 肌の痒みの原因と対策