肌断食におすすめの文献
下記の本は、私が湯シャン、水洗顔、肌断食をするにあたって参考にしたものです。
全部読む必要はありませんが、少なくとも「何もつけない美肌術」は読んで損はないかと思います。
何もつけない美肌術
筆者イチオシの美容書籍。
ニキビ、湿疹、乾燥などの肌荒れを改善するのに必要なことがこの1冊にまとめられています。
また、マンガ形式でサラッと読めてサラッと理解できます。
非接触研究でお堅い印象の牛田先生もマンガではなかなか面白いキャラになっています。
本気で肌荒れを改善したい人はこの本を手元に置き、一通り読んだ後も時々見直してみるとよいでしょう。
私の体験では、宇津木式よりも、こちらの書籍の方法が実践しやすく、改善率も高い感じです。
宇津木式と違って塩やオイルなどの肌に刺激となるものが1つも出てきません。
なお、こちらの筆者の牛田先生は非接触皮膚科学とASVCで有名な方です。
一度サイト(非接触皮膚科学)の方も覗いてみられるとよいでしょう。
化粧品を使わずに美肌になる
前作は水洗顔・肌断食について深く掘り下げて書かれていました。
今回は、化粧品や洗浄剤を使わないことだけでなく、肌を触らないこと、こすらないこと、肌に刺激となるものを触れさせないこと、そして洗濯石鹸や柔軟剤のことなど、包括的に書かれています。
つまり、ニキビや湿疹などの肌トラブルを改善し美肌に導くためにすべきこと全体が書かれているのです。文量は少ないのですが、要点はしっかりと書かれていて頭に入りやすいです。
また、図やイラストも多く、分かりやすい本です。
この1冊を読んで実践すれば、大体の肌荒れは改善します。
ただ、この本に書いてあるとおりにお風呂に塩やオイルをいれるとそれが刺激になる人もいますので、気をつけましょう。
ニキビや赤みができやすい方は特に気をつけてください。
肌の悩みが消えるたった1つの方法
肌断食実践者によく読まれている本。元祖肌断食本。
実際の洗顔方法さえも丁寧に図解されていましたが、筆者はこんな丁寧に実践しておりません。
顔を手で触れないように水圧の弱いシャワーで水洗顔しておりますが、肌の調子はすこぶるいいです。
母親にこの本を読ませたところ、すぐに湯シャン、水洗顔と肌断食に入りました。(湯シャンは私が実践していてすでに結果を出していたせいもありました)
文章も読みやすく、ユーモアがあるので、引きつけられるものがあります。
わかりやすくて説得力もあります。
自分で実践したい方はもちろん、家族の理解を得たいときにも役立つ1冊です。
この本でも注意すべき点が大体分かりますが、足らない点を、非接触皮膚科学のページで補うようにするとよいでしょう。
また、忘れた頃にくり返し読むとケアの見直しにもなります。なお「私は絶対に化粧をやめないんだ!」という人も、知っておくといい内容です。
後から「そう言えばあの本に書かれていたな~」って日もやってくるかも知れませんから。
シャンプーをやめると髪が増える
引き続き、宇津木先生の本です。宇津木先生が湯シャンを実践した記録が書かれています。
湯シャンやるぞ!と意気込んだものの挫折しかけている時に読むと非常に励みになります。
本の題名通り、湯だけで洗髪するだけで、頭皮、つまり頭の皮膚を改善し、しいては髪の毛が増えていきます。
シャンプーはなぜ悪いか、どういう変化が出たか詳細に書かれていますが、初期のベタつきやきしみへの対応は書かれていませんので、非接触皮膚科学のページで調べるとよいでしょう。
ちなみに私の家族も、シャンプーをやめると本当に髪が増えました。
肌断食
60歳オーバーでしかも乾燥肌の方が肌断食に挑戦した経験の1冊です。
肌断食をする上での試行錯誤や、重要ポイントが事細かに書かれています。
化粧品がなぜ肌によくないか、そしてどのように肌に作用するか分かりやすく書かれています。
さらに日常生活では必要なくても、海や山など直射日光をあびるレジャーで使う際の日焼け止めの表示の見方や選び方まで書いてあり、たいへん参考になります。
すでに肌断食をされている方にも、これから挑戦しようと思っている方にもオススメの本です。
宇津木式スキンケア辞典
2014年3月発売の宇津木先生の本です。個人的には、前巻の「化粧品を使わずに美肌になる」の方が好きです。どちらかというと非接触皮膚科学を優先に実践している私としては、この本の至るところで「え?」と疑問に思うことが多かったです。
(特に後半)純石けんの部分やらこすらないやら、日焼け止めのところやら。
純石けんもできれば使わない方がよいのですが、メイクをされる方のために書かれているのでしょうね。
日焼け止めの使用も私としては疑問な感じでした。しかし前半部分は非常に共感できる部分が多く、また、読者のQ&Aもわかりやすくまとめてあり、読みやすい本だと思います。
シミ・しわ・たるみを自分で治す本
高須クリニックの院長 高須先生の本です。
ずいぶん前に出版されている上、アマゾンの評価も散々なのですが私にはとても参考になりました。
肌断食のことは特に書かれていませんが、米のとぎ汁洗顔や小麦粉パックのメリットや方法が書かれていました。
惜しいところは小麦粉アレルギーについて書かれていないところです。
また、美肌に必要な自律神経を整える方法も書かれていました。
米のとぎ汁洗顔も小麦粉パック(というか小麦粉洗顔)も試してみましたが、帯状毛穴の面積が小さくなったり、腺が薄くなったりとよい変化がありました。
肌断食と並行して行える対策が多いので助かります。
後半は美容皮膚科がどんなことができるかが書かれていました。
宣伝と取る人もおられるかもしれません。
もしかしたら好みが分れる本かも?
公開日:
最終更新日:2020/09/10