鼻の毛穴のケアどうする?
公開日:
:
最終更新日:2020/09/01
水洗顔(ぬるま湯だけで洗顔)
化粧品売り場には、様々な種類の鼻の毛穴用ケア製品が並んでいます。
鼻に貼ってパリッと剥がす鼻パック。
角質をごっそり落とす角質クリアゲル。
毛穴吸引器。ピーリング。
鼻の毛穴ケアで肌を傷めた
ええ、筆者、すべて試しましたよ。
そして角質クリアゲル以外は、思ったような効果がありませんでした。
それもそうですよね。
鼻の皮脂を無理矢理取ったからといってきれいになるわけでもなし。
返って肌をいためて悪化させちゃいました。
で、今なぜ角質クリアゲルを使っていないかというと、改善に限界があったからです。
角質クリアゲルのデメリットは・・・
・顔を下に引っ張りがちになりたるみの原因となる
・角質をはがすだけで根本的な肌の改善には至らない
・テカリは改善しなかった
・顔を強くこするのと界面活性剤とで肌に大きな負担をかける
肌の感触はよくなるのですが、肌に負担をかけたり、たるみ毛穴の原因となりがちなのでやめました。
鼻の毛穴ケアはどうすれば?
まず、無茶なスキンケアをやめましょう。
肌への負担、肌へのダメージを減らすことが重要です。
なるべく水洗顔
水洗顔が無理であれば、米のとぎ汁洗顔を行なうとよいでしょう。
肌が慣れてくれば、徐々に頻度や量を減らしていけばよいのです。
鼻や頬の毛穴は洗顔のしすぎ、ケアのしすぎも原因の1つ。
しっかり洗顔して肌に必要な皮脂まで取りすぎると、肌はもっと皮脂が必要だと判断して皮脂腺を太くしてしまいます。
皮脂腺がいちど肥大化してしまうと肌の環境を整えるのに時間がかかります。
2~3年かかることもありますので、根気よくいきましょう。
顔は触らない
鼻や頬の毛穴ケアでもっとも重要なのが肌にダメージを与えないこと。
だから「顔を触らない」ことはとても重要なのです。
顔を触ったら、気になる箇所を繰り返し触り物理的に傷つけてしまいます。
また、知らない間に手についた抗菌剤や柔軟剤などで肌がダメージを受けてしまいます。
毛穴に限らず、肌を改善しようと思えば、日常的に顔を触らないよう気をつけましょう。
洗顔の前には流水と手ぬぐいで手をきれいに洗いましょう(石けんはいりません)。
できたら湯シャンも
できたら湯シャンも取り入れてみて下さい。
シャンプーやトリートメントの泡、泡の混じったすすぎ湯も肌にダメージとなります。
毎日が無理であれば、1日おき、2日おきと少しずつシャンプーの頻度を落としていくとよいでしょう。
トリートメントは肌や頭皮へのダメージが絶大なのでやめましょう(リンスインシャンプーも同じく)。
なお、米のとぎ汁や小麦粉シャンプーを使うと湯シャンだけよりサッパリします。
※小麦粉シャンプーは小麦粉アレルギーの方は使えません。
柔軟剤はNG
タオルや衣類に柔軟剤をお使いの方は、今すぐやめて下さい。
柔軟剤は肌へのダメージが結構大きく、赤みや毛穴の黒ずみなどの原因となります。
とても敏感な人であれば、湿疹やニキビも出てくることもあります。
水洗顔を含む肌断食は肌へのダメージをなくし、肌の環境を整えるので鼻や頬の毛穴の改善にも向いています。
ただ、急に入ると挫折することもありますので、少しずつ実践していかれるとよいでしょう。
関連記事
-
何もつけない美肌ケア
皮膚科医の池田大志先生が書かれた本。 10万円のクリームより効く「何もつけない」美肌ケア。
-
帯状毛穴はたるみによる小じわ
皆さまは帯状毛穴という言葉を聞いたことがありますか? 帯状毛穴とは、線と線でつながった毛穴。
-
角栓で肌がザラザラする場合の対策
肌断食や角質培養を始めると、肌がザラザラしてくることがあります。 鏡でよく見てみると、白い小さなブ
-
マイクロスコープでキメ撮影
今日は久々にマイクロスコープで肌を撮ってみました。 と言ってもそれほど変化はありませんでした。
-
肌断食初期の顔のかゆみ
肌断食初期は、肌がまだ傷んでいるので顔の痒みが発生しやすい。 私も肌断食の始めの1年は、顔に痒
-
無洗顔と水洗顔のメリットとデメリット
最近、ちょっと驚いたことがあります。 それは水洗顔も何もしない「無洗顔」を行っている人がいると
-
角栓の取り方でおすすめなもの
この写真は2015年の夏、顔全体を撮ったものです。 毛穴はイマイチですが、一見滑らかに見え
-
角栓対策は身近なものでできる
角栓といってもその度合いはそれぞれ異なります。 また、原因も様々です。 今回は度合い別のおす
-
水洗顔で顔がザラザラ角栓だらけ
宇津木式の影響で、水洗顔を行う方が徐々に増えてきました。 かくいう私も毎朝水洗顔を行っている者の1
- PREV
- 角質培養は角栓で失敗しやすい
- NEXT
- 肌が乾燥する原因と対策