肌断食のおすすめ保湿方法
肌断食の保湿は、肌がうるおう機能を取り戻すまではワセリンを薄くつけておくのが基本です。
しかしこれだけでは乾燥肌は改善しません。
なぜなら、肌のうるおいは食事も関係しているからです。
さらに適切なストレス対策も必要。
肌断食は肌を整えるのにいいのは事実ですが、肌断食だけでは肌の悩みは解決しません。
肌の保湿はまず食事と睡眠
上記のように肌断食の保湿はワセリンだけでは不十分。
バランスのよい食事が必要です。
肉、魚、野菜、果物、豆類などバランスよく食事をとりましょう。
できるだけ早く肌の乾燥を改善したい!という時は鶏もも肉がおすすめです。
タンパク質と脂質が十分に含まれています。
脂質なんて・・・と思われるかもしれませんが、脂質は肌の保湿に重要な栄養素です。
また、脂質にはホルモンバランスの調整やビタミンAやEの吸収率を高めるなど、肌の健康において重要な役割を果たします。
私の経験ですが、鶏もも肉を食べた翌日は大抵、肌がいつもより潤っています。
皮や脂肪があるところを切り取るのではなく、丸ごと食べるとよいでしょう。
なお、鶏もも肉はおすすめ食材ですが、鶏肉ばかり続けて食べるのではなく、赤みのお肉なども食べた方がいいです。
なぜなら、コラーゲンの生成には鉄分も必要だからです。
後はしっかり睡眠を取り、体調を整えましょう。
ストレス対策も重要
肌断食は基本的に外からの保湿はありません。
なのでストレス対策はとても重要です。
なぜならば、ストレスで血中の活性酸素が増えると、その中和で多くのビタミンCが消耗されます。
ビタミンCは肌に必要なコラーゲンやエラスチンの生成に必要なビタミンです。
活性酸素中和のための消耗が大きいと、残念ながら肌には届きません。
1日のうちに何回かに分けてビタミンCを取るとよいでしょう。
私は1日にかぼちゃ4~6切れを3食に分けて食べています。
果物もよいですが、柑橘系はソラニンの関係上、夜に取るとよいでしょう。
忙しい人はサプリメントを使ってもよいかと思います。
また、自分なりのストレス解消法を持ち、活性酸素の増加を抑えるのもよいでしょう。
運動が好きな人は思いっきり運動するとよいでしょう。
常在菌に必要な汗が出たり、肌に必要な筋肉作りに一躍貢献です。
米のとぎ汁もおすすめ
米のとぎ汁は肌にダメージを与えることなく保湿ができます。
※米のとぎ汁の作り方は米のとぎ汁を活用した肌荒れ対策をご覧下さい。
米のとぎ汁で洗顔すれば、余分な皮脂や古い角質(不要な角栓など)が取り除かれます。
それも肌にダメージを与えずに取り除かれます。
まだ必要な角質は残しておいてくれます。
また、米のとぎ汁にはグルコシルセラミドが含まれており、肌表面の水分が蒸発するのを防ぎ、保湿力を高めます。
洗顔だけでなく、飲んでも、つけても、保湿効果を発揮してくれます。
ただ、日本人には少ないかも知れませんが、米アレルギーの方は行えませんのでご注意下さい。
米アレルギーの人はワセリンと食事対策でカバーするとよいでしょう。
※非接触生活では食べ物を肌につけるのは不安定とされています。
保存は、常温では1日、冷蔵庫なら3日くらいで使い切った方が無難です。
実践の際は目や鼻に入らないようにし、使用後はよく洗い流しましょう。
少しでも肌に異常が出たら実践を中止して下さいね。
肌にダメージを与えない
最後に一番重要なことをお伝えします。
乾燥肌に限らず肌のトラブルを改善したいなら肌にダメージを与えないことが重要です。
肌断食だけでなく以下の事も気を付けてみましょう。
・顔を手で触らない
・紫外線対策は日傘と陰歩き
・柔軟剤を使わない
・洗髪はできるだけ湯シャンか米のとぎ汁洗髪
肌にダメージが及んでいるうちは改善しにくいので気を付けたいですね!
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