肌断食でシワは改善できる?
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最終更新日:2020/09/29
たるみ、ほうれい線
肌断食をされている方で、時々シワでお悩みの方がいらっしゃいます。
スキンケアをやめればシワは改善できるでしょうか?
肌断食と湯シャンでシワは改善できるでしょうか?
実は、肌断食と湯シャンをきっちり実行してもそれだけではシワは改善しにくいのが現実です。
湯シャンと肌断食は、ニキビや赤みなどの肌荒れを防ぎ改善するのには効果が期待できます。
しかし、すでにできてしまったシミやシワは肌断食だけでは限界があります。
これからのシミやシワの予防はできますが、改善は時間がかかります。
シワができる原因
シワができる原因は、大きくわけて3つ。
1.肌の弾力の低下
肌の筋力が落ちることによってたるみジワができやすくなります。
定期的な運動を行う事、表情豊かにすることで顔の筋肉も活性化されます。
2.表面の角質層がボロボロ
肌が何らかの要因(紫外線や過剰なスキンケア)でダメージを受けて傷んでしまい、表面の角質層がボロボロに。
ボロボロの角質層は隙間がいっぱい。
その隙間から肌に必要な水分が逃げていきます。
小じわでしたら改善の見込みがありますが、深いしわだと真皮まで傷んでいる可能性があり改善は難しくなります。
これ以上肌をいためない、シワを増やさないという予防をしていきましょう。
皮むけやかさつきがある場合は角質層がめくれているのでワセリンでつなぎ止めておきましょう。
3.表情のクセ
目を細めてよく笑う人は、目尻のシワができやすい。
逆にしかめっ面を良くする人は、眉間のシワができやすい。
睡眠不足などで疲れが溜まっている人や目をよく使う人は、目元のシワができやすい。
顔の一部だけを動かすとクセになるので要注意です。
シワを改善するには
1.定期的な運動を心がけましょう。
運動の少ない生活では、筋肉が落ちていくばかり。
例外なく顔の筋肉も落ちていきます。
顔の筋肉が落ちると、たるみ、しわの原因となります。
スロースクワットなどは、肌のターンオーバーも促してくれるのでオススメです。
2.肌をいためるものを避けましょう
肌をいためるものをできるだけ避けましょう。
シャンプー、リンスなどのヘアケア剤、乳液やクリームなどのスキンケア製品、クレンジング、洗顔料等。
保湿がほしいときは、ボロボロになった角質をつなぎ止めておくワセリンがよいでしょう。
ワセリンで角質をつなぎとめておくことで水分の蒸発を防ぎます。
何もつけないのがいいんだとワセリンさえつけない人もいらっしゃいますが、この時ばかりはワセリンを使った方がよいでしょう。
後は肌にダメージとなるものを避け、十分な栄養と睡眠をとっていると肌自身の力で回復していきます。
改善が遅いからと早まって保湿クリームを使うと肌へのダメージになるだけでなく、肌自身の機能を妨げますのでご注意下さい。
3.しかめっ面や愛想笑いをやめましょう
しかめっ面は相手に悪い印象を与えるだけでなく、眉間のしわをつくりやすくなります。
笑いジワならまだしも眉間のしわはさらに印象を悪くするのでしかめっ面はやめましょう。
また、愛想笑いなど顔の一部の筋肉しか動かさない笑いは不自然ですしシワの元です。
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