肌のカサつき原因と対策
手荒れや肌のカサカサは、ワセリンをつけて角質をつなげて凌ぐのが鉄則。
なぜなら、ワセリンは、肌に影響しない鉱物油だからです。
ハンドクリームやオイルでは改善しない
ハンドクリームなどは、界面活性剤や余計な成分が入っていてむしろ肌をいためることになります。
塗っているうちはベタベタして乾燥が治った感じがしますが、ハンドクリームを落としてしまえば、カサつきはそのままです。
ハンドクリームで手のカサつきが改善することはありません。
ホホバ油、馬油、ココナッツオイルなどの天然油も人気ですが、時間がたつと酸化して細胞を傷つけてしまいます。
しつこいようですが、肌に影響を与えないのはワセリン。
カサつきが気になるようであれば、ワセリンをうす~く塗ってごまかしましょう。
ただ、ワセリンだけでは乾燥は改善しません。
ワセリンはあくまで角質をつなぎとめ、ごまかしておくもの。
大切なのは、カサつきの原因となるものを徹底排除することです。
手荒れ・肌のカサつき対策
洗い物をする時の工夫
ゴム手袋をして洗いましょう。
また、台所用洗剤は薄めて使うと手へのダメージを軽減できます。
乾燥している部分を温める
カサつきは冷えも原因です。
手が冷えれば手のカサつきに、足が冷えればかかとのひび割れ。
手が冷えていると感じたら手袋を、足が冷えていると感じたら、ソックスの重ね履きやルームシューズがよいでしょう。
筆者はこの方法で踵のひび割れを改善しました。
3時間おきにビタミンCを取る
ストレスによるカサつき、ニキビなどの肌トラブルを予防します。
筆者はかぼちゃを1日4~6切れを3食に分けて食べ、口周りのかさつきを改善しました。
忙しい人はサプリメントを使うのもありです。
油分やたんぱく質を取る
肌の保湿には油分とタンパク質が必要です。
鶏のもも肉などには油分とタンパク質が含まれており、肌の保湿に適しています。
ビタミンB群が含まれている豚肉も乾燥肌やニキビ対策に適しています。
牛肉もタンパク質だけでなく、コラーゲンの生成に必要な鉄分も含んでいるのでおすすめです。
米のとぎ汁洗顔or米粉洗顔
米のとぎ汁や米にはグルコシルセラミドが含まれており、肌表面の角質層にある水分の蒸発を防ぎます。
乾燥が気になる人はもちろん、角栓や余分な皮脂が気になる人も夜の洗顔におすすめです。
朝は極力水洗顔にしましょう。
※非接触生活では食べ物を肌につけるのは不安定とされています。
※実践の際は目や鼻に入らないようにし、使用後はよく洗い流しましょう。
※米のとぎ汁の保存は、常温では1日、冷蔵庫なら3日くらいで使い切った方が無難です。
※少しでも肌に異常が出たら実践を中止して下さいね。
いかがでしょうか。
カサついているな、と思われたら、ワセリンでカサついた箇所の角質をつなぎとめながら、肌のカサつきの原因となっているものを回避していくのが根本的な乾燥対策です。
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