湯シャン用ブラシや手につく白い粉
公開日:
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最終更新日:2020/09/28
湯シャン(湯だけの洗髪)
湯シャンを始めて間もなくして気になってくるのが、ブラシや手につく白い粉。
・手櫛で髪をとかしたら、白い粉が指についた。
・手櫛でときながらドライヤーで髪を乾かしたら指が白っぽくなった。
・獣毛ブラシが白くなる。
湯シャンを実践されている方は、多くの方が経験があるのではないでしょうか。
実際、私も経験があります。
湯シャン初期だけでなく、現在も時々あります。
どういう時かというと、大抵、湯シャン、手を抜いた時。
ブラッシングが不十分だったり、ササッと洗って終わりにした時など。
やっぱり湯シャンは丁寧にすると随分違いますね。
ブラシの白い粉の正体は皮脂や角質
話は戻って、手櫛で指につく白い粉やブラシにつく白い粉。
これは、皮脂や角質。
湯シャンで汚れが十分にとれていないワケではないのでご安心下さい。
シャンプーを使っているときは、界面活性剤や感触剤が髪をコーティングするので、ゴミがつきにくくなります。
また、シャンプーで必要な皮脂も根こそぎ洗い流されてしまいますし、シャンプーのコーティングで角質やゴミもツルッと落ちてしまいます。
それが湯シャンになると、上記のようなシャンプーによるコーティングはなくなります。
今度は自分の皮脂が髪をコーティングする番です。
自分の皮脂が髪をコーティングするので、どうしても手櫛で手指が白っぽくなったり、獣毛ブラシが白っぽくなります。
また自前の皮脂だと髪や頭皮にはよく、薄毛にもなりにくいのですが、ゴミがつきやすいというデメリットもあり、獣毛ブラシでのこまめなブラッシングが必要です。
気になる方は、獣毛ブラシでのブラッシングを多めにしたり、湯シャン時に髪を小分けに分けて綿手袋や手ぬぐいで髪を拭うとよいでしょう。
皮脂のリンスが髪をコーティングしてくれています
ちなみに私は現在、湯シャン2年以上。
ベタつきもニオイもないので、手ぬぐいや綿手袋は使っていません。
髪がぱさつかず、しっとりした感じです。
(湯シャン初期のねっとりではありませんよ!)
ヘアケア剤を使わず自然な皮脂で髪をコーティングしています。
今では、ビニールのような髪でなくしっかりした髪になっています。
なお、急にシャンプーをやめて湯シャンに入ると、コーティングするものがなくなります。
すでに根こそぎ取られていた皮脂も徐々にしか回復しないので、一定期間パサツキやゴワつきに悩まされることがあります。
しかし、頭皮が回復してくると新しく出てくる毛がきれいな毛になります。
傷んでいる毛は切って、若い毛を育てるとよいでしょう。
余談:獣毛ブラシは傷んだら買い換えるとよいでしょう。
(大体は1年なのですが、貧乏性なので2年持ちました)
→獣毛ブラシに関してはこちらをご参照くださいませ。
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