美肌のための睡眠対策
美肌には十分な睡眠が必要
美肌を保つには十分な睡眠が必要です。
できれば22時には寝たいところですが、仕事に家事などでそうもいかないことがあります。
確かに22時に寝ることができればそれに越したことはありません。
しかし問題はどれほど深い睡眠であるかが重要です。
しかし現代はオン(交感神経)とオフ(副交感神経)がうまく切り替わらないことで不眠で悩む人が増えています。
不眠が続くと肌にも影響が出てきます。
今回は美肌のための睡眠対策をお伝えします。
その前に睡眠不足が肌に与える影響を説明します。
睡眠不足による肌への影響
肌荒れが改善しにくくなる
まず睡眠不足が続くと肌のターンオーバーがうまくいかず、肌荒れが改善しにくくなります。
その結果、ニキビや赤みが長く続き、体調不良のストレスと肌荒れのストレスとで肌のバリア機能が低下します。
また、肌荒れが長く続くほど気になるので、肌荒れした部分を触りがち。
顔を触るとさらなる肌荒れの原因をつくるようなものなので、肌荒れが改善する時期が延びてしまいます。
肌の乾燥
睡眠不足が続くと、食事やサプリメントでとった栄養が肌に行き渡りにくくなります。
さらに睡眠不足からくるストレスでコラーゲンやエラスチンの生成に必要な栄養が大量に消費されてしまいます。
コラーゲンやエラスチンは肌のハリや保湿に重要です。
不足すると肌が乾燥しやすくなります。
ニキビや角栓
睡眠不足が続くとホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンが優位になります。
その結果、皮脂が増え、ニキビや角栓の原因となります。
肌断食で角栓に悩んでいる人は、適度に泡洗顔をしつつ睡眠も整える必要があります。
目の下のクマ、たるみ
睡眠不足が続くと、体の血流が悪くなります。
特に目のまわりの血流が悪化し、目の下にクマやたるみができるようになります。
また目の下だけでなく、顔全体がむくみやすくなります。
美肌のための睡眠対策
ブルーライトカット機能を使う
本当はパソコンやスマホは寝る2時間前はオフにするのが一番よいのですが、仕事や趣味の関係で難しいことがあります。
しかしスマホのブルーライトカットアプリやパソコンのブルーライトカット機能を使うだけでも眠りやすくなったという報告があります。
適度な運動を行う
適度に運動をすることで体の血流がよくなり、程よく疲れることができます。
運動しようと意気込むと続かないので、通勤時になるべく階段を使う、電車で立っている間に踵の上げ下げ運動、洗濯物を干すときはわざと籠を遠くにおくなど
生活の中に運動を取り入れましょう。
決まった時間に起きる
決まった時間に起きて体内時計を一定にしましょう。
起きたらカーテンを開けて朝日を浴びることでセロトニンが分泌され、夜のメラトニン分泌を促し眠りやすくなります。
食事は3食バランスよく・過度な糖質制限はNG
バランスのよい食事を3食きちんと取ると体内時計を正常に保つことができます。
また過度な糖質制限は不眠の原因となりますので、炭水化物も適量とりましょう。
卵や肉などのタンパク質、納豆などの大豆食品なども不眠におすすめの食材です。
湯船に10~20分浸かって血流をよくする
入浴はシャワーだけで終わらせず、ぬるめのお湯に10~20分浸かって血流をよくしましょう。
湯船につかりながら顔ツボ押しもおすすめです。
ほお骨の下あたりを刺激するとむくみやたるみの対策になります。
深呼吸や伸びをする
仕事の休憩時間に深呼吸や伸びをすると、肩や首の辺りの筋肉がほぐれ、血流がよくなります。
緊張の緩和にもよく、不眠対策に適しています。
ピンク色の寝具や服を取り入れる
ピンク色には、優しい気持ちにする、不安や緊張を和らげる、ホルモンバランスを整えるといった女性に嬉しい心理効果があります。
私たちは生活する中で、自分でも気づかないストレスを抱えがちです。
自分でも気づかないストレスなので対処しようがないと思われますが、服や寝具など身の回りにピンクを取り入れることでそのような無意識のストレスを和らげることができます。
ピンク色はなるべく上半身に身につけるといいので、パジャマをピンクにするのもよいでしょう。
私もこんな部屋にしたいけど残念ながら整理整頓できておらず、種々雑多な色があります。
女性らしいピンクが基調の部屋は憧れです。
ピンクは恋愛運を向上させる色と言われています。
ピンク色の服を身につけることで、優しい気持ち、ホルモンバランスを整えてきれいになる、よく眠り健康などということから男性の目に魅力的にうつることがあります。
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