手荒れの原因と対策
公開日:
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最終更新日:2020/09/06
手荒れ
寒い時期、食器洗いなどで冷たい水を使うと震え上がります。
寒くなると、水仕事で手荒れがよく起こります。
手荒れの原因
冷たい水を無理して使うと寒さのストレスで肌のバリア機能低下。
かと言って温かい水を長く使うと皮脂を取られてしまい、乾燥しやすくなります。
なるべくなら34℃前後のぬるま湯で洗いましょう。
また、栄養不足も手荒れの原因になります。
日頃からバランスのよい食事を心がけましょう。
乾燥対策には油分とタンパク質そしてビタミン、鉄分が必要です。
コラーゲンを生成し、肌をしっとり保つのに必要だからです。
手荒れの対策
手荒れになるとハンドクリームを使う方が多いかと思います。
しかしハンドクリームなどの合成界面活性剤も肌のバリア機能を壊し肌にダメージとなります。
塗れば塗るほど肌に刺激となり、肌がいたんでしまいます。
その結果、より荒れやすい皮膚に。
すでに手荒れが発生している場合のケアは、ワセリンで角質をつなげ保護しておくとよいでしょう。
ワセリンは皮膚に影響のない安全な鉱物油です。
米のとぎ汁もグルコシルセラミドが含まれているので保湿に適しています。
ワセリンとの併用でより効果的な保湿が可能です。
手荒れを防ぐ掃除方法
手荒れの原因となる洗剤にも要注意。
これは冬に限らず、どの季節にも言えます。
洗剤が必要でないものはアクリルたわしだけで洗いましょう。
洗剤が必要なものは洗剤を水で薄めて使うと手へのダメージが軽減できます。
ゴム手袋を使うのもいいですね。
ガスコンロを掃除するときは強い洗剤ではなく、油汚れの部分に小麦粉をまぶして洗浄することができます。
浴室掃除も小麦粉で皮脂汚れを取ることができます。
トイレの掃除は棒ずりとトイレットペーパーで行っていますが、汚れは十分落ちます。
このように合成洗剤を使う量と頻度を減らすことにより、手荒れのリスクを減らすことができます。
20年以上水仕事をやっても
上記の手荒れ対策のおかげで、私の手は、乾燥もひび割れもなく快適です。
現在40歳を過ぎており、水仕事を20年以上やってきましたが、手荒れが発生していません。
お友達に会うと、手が柔らかいと言ってくれます。
でも、時々、用事をしない手だと言われると複雑な気持ちになります。
用事をしない手と言われる私の手。
これでも食器洗いは20年間毎日してきました。
手荒れを防ぐ工夫をしているだけなのです。
家だけでなく職場でも水仕事をしています。
お風呂の床掃除は私が担当ですが、合成洗剤を使わずに掃除しています。
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