入浴後に肌荒れが起こる原因
入浴後に顔に赤みや乾燥などの肌荒れが起こる原因は以下のことが考えられます。
・浴室に刺激物が残っている
・お風呂の洗剤を使っている
・蛇口に刺激物が残留している
・浴槽に刺激物が残っている
・洗顔時に顔を強く擦った
のぼせの場合は、入浴後に涼めば、しばらくしたら治まります。
しかし、浴室に刺激物が残っている場合や洗顔の摩擦で顔に赤みが出ている場合は、対策をしないといくら肌断食を続けても改善しにくい場合があります。
浴室の残留物に注意!
家族がシャンプー等の界面活性剤を使っている場合は、それが浴室に残留している場合が多く、肌が弱い人がそのまま使うと肌荒れを起こすことがよくあります。
家族がシャンプー等の界面活性剤を使っている場合は、アクリルたわし等で蛇口や浴室の床を洗って使うとよいでしょう。
お風呂の洗剤は浴室に残留すると肌に刺激になるので水だけで洗うのがおすすめです。
↑アクリルたわしの手作り例。
アクリルたわしは100均でも売っているけど、手作りすると可愛いものができますね。
洗面器は家族のものと別にするとよいでしょう。
家族が入浴剤を使用している場合は、浴槽もアクリルたわし等で洗って使うとよいでしょう。
肌が改善してバリア機能が正常になるまでは、浴室をアクリルたわしで掃除してから使いましょう。
※アトピー肌やアレルギー肌などは生まれつき肌が弱いので、肌が改善した後も引き続き刺激から肌を守る必要があります。
洗顔時の摩擦に注意
肌が弱っているうちは摩擦にも敏感なので、やさしく水洗顔(ぬるま湯だけで洗顔)がおすすめです。
ただ、あまりに「こすらない洗顔」を徹底しすぎると角栓というものが出てきます。
角栓は皮脂と角質でできたものですが、皮脂が多く分泌されるのは肌に何らかのダメージがあってそこから肌を守ろうとするためでもあります。
必要以上に角栓を取ってしまうと肌のバリア機能が低下するので、取れにくいものは無理やり落とさず、そのままにしておくのがおすすめです。
どうしても気になる場合は、ホットタオル等で角栓をふやかして取るとよいでしょう。
米のとぎ汁や米粉などで洗顔するのも角栓対策に便利ですが、米アレルギーの方は控えましょう。
肌が改善してくる(角質層が整う)と角栓ができにくくなるし、ちょっとの刺激でも反応しにくくなります。
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