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肌に合うスキンケアと健康な肌のためのスキンケア

公開日: : 最終更新日:2021/10/03 肌断食

ドラッグストアや化粧品店に行くと、きれいなパッケージに包まれた化粧品がいっぱい。
女性であれば、心ときめくようなワクワクするようなスキンケア商品がたくさん。

化粧水やクリーム、乳液、そしてオールインワン。
洗顔にクレンジング、パック、オイルなど…

しかしこれだけスキンケア商品が充実しているのに、肌の悩みを抱えている人が多い。
そしてメイクをしていてもシミや小じわがうっすら見えている人が多い。

肌の悩みが多い原因

市場に出回っている化粧品は、万人受けするように作られています。
Dr.〇〇とか、いかにもよくなりそうな名前をつけたり、よくなりそうな雰囲気のパッケージ。
そして感触のよさ。

でも、その市場に出回っている化粧品に含まれている成分は、不要な成分も入っています。
いいえ、不要なだけならまだいいのですが、自分の肌に負担をかける成分も入っています。

つまり多くの人が自分の肌に合う化粧品を使っていないのです。

この状態が短期間ならまだよいのですが、肌への負担が長期に渡って続くと、赤みや小じわができたり、肌が肌自身を守ろうとシミを作って防御します。
その結果、シミや小じわ、赤みなどの肌の悩みが増えていくのです。

また、洗顔についても、過剰に皮脂を取る洗顔料を使えば、ニキビ肌やテカリ肌が悪化していきます。

スキンケアはシンプルなほどいい

では、どうすればよいのでしょうか?

それは日々のスキンケアをできるだけシンプルにすることです。
必要最低限のものでケアすることで、肌へのダメージを減らします。
本当は肌断食をすすめたいのですが、長期に渡って毎日化粧品を使ってきた人がイキナリ肌断食を始めると高確率で挫折します。

それならば、自分の肌に必要な成分だけ含まれた化粧品を使えばよいのですが、それを探すのは至難の業です。
美容部員に聞けばいいと思いがちですが、相手も売ってナンボの世界。
必ずしも自分の肌に合う化粧品を紹介してくれるとは限りません。

このように自分の肌に合うスキンケアを探すのは難しいですが、健康な肌になるためのスキンケアは実践しやすい。

ワセリンを上手に使う

スキンケアで肌に負担のかからないものはワセリンと水
乾燥肌の方は純水とワセリンでケアしていくとよいでしょう。
純水をつけた後にワセリンをつけるとよいでしょう。

感触が気にならない人はワセリンだけで構いません。
ワセリンが肌に作用するというよりも、肌が回復するまでの人工的なバリア機能です。
肌断食を始めたばかりで、顔のピリピリ感や痒みが気になってつい触ってしまう方にもワセリンは便利です。

なお、米アレルギーでない方は純水の代わりに米のとぎ汁もおすすめです。
米のとぎ汁で洗顔して、必要であればワセリンをつけておけばいいだけなので手軽です。
肌表面の水分を保持しやすくしてくれます。
人工的な保湿が必要なアトピー肌の方にも実践されています。

洗顔もシンプルに

洗顔については、水洗顔が理想ですが、皮脂が多い場合や脂漏性皮膚炎などの場合は苦戦が予想されます。
この場合は、純石けんを少量泡立てて使うとよいでしょう。
ただし、酒さなど極端に肌が弱い場合は、純石けんでも反応することがありますので、頻度や量を加減するなどの工夫が必要です。

メイクはワセリンで保護した上から

メイクはワセリンで肌を保護した上からパウダーファンデをつけると肌への負担を軽減できます。
口紅も唇をワセリンで保護した上からつけるとダメージを抑えることができます。

マスカラやアイライナーはオイルがないと落ちないものが多いので、なるべく頻度を少なめにしましょう。
どうしても必要な場合は、顔の他の部位につかないように落とすとよいでしょう。

また、最近はお湯で落ちるものも販売されています。
例:お湯で落ちるアイライナーお湯で落ちるマスカラ
このようにお湯で落ちるマスカラやアイライナーもありますが、商品自体の肌への負担はありますので、お湯で落とせるものであっても顔の他の部位につかないように気をつけましょう。

シンプルでつまらないスキンケアですが…

上記のようにスキンケアはなるべくシンプルにすると肌への負担を抑えることができます。
肌への負担を抑えると、赤みやニキビ等の肌荒れ、小じわやシミなどができにくくなります。

ただ、シンプルスキンケアや肌断食はすぐに効果が出るものではありません。
なぜなら、肌が変わっていくのは、肌自身の自然治癒力、うるおい力によるものだからです。
この肌自身の自然治癒力、うるおい力(正確に言えば皮脂を調整する機能や水分保持力)が回復するのは、最低でも半年程度はかかります。

また、肌を改善するには、食事対策も必要ですし、適度な運動と十分な睡眠も必要です。
季節によっては日傘や服などで紫外線対策も必要です。

シンプルスキンケアや肌断食は、すぐにコレといった効果は出ませんが、肌に負担をかけないことで少しずつ健康な肌に近づいていくのです。
改善がみられるまではつまらないスキンケアですが、気長に続けると肌の健康を取り戻すことができます。




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  • もち肌イブ(エコ肌ぴあ)
    1978年生まれ。大阪市在住。
    湯シャン、水洗顔、肌断食実践中。
    泡や化粧品を使わない生活をしています。


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