赤ら顔やほてりの原因と対策
のぼせ・ほてりはホットフラッシュとも呼ばれ、多くの人が赤ら顔に悩まされています。
また、寒い時期や暑い時期など外と中の温度差が激しい時期は、のぼせによる赤ら顔が発症しやすい傾向にあります。
そう、外と室内の寒暖差が大きくなるこれからの季節、ホットフラッシュに特に気を付ける必要があるのです。
では、のぼせ・ほてり、顔が赤くなる原因と対策について見てみましょう。
年中のぼせて顔が赤くなるケース
頭を使うことが多かったり、緊張することが多いパターン。
血行不良による体の冷えが関係しています。
緊張したり頭をフルに使う仕事をされている場合、どうしても首から上に血が行きがち。
その血が滞ってしまうと古血となり、顔が赤黒くなってしまいます。
こうなる前に首から上に上った血を、下の胴体に下ろしてあげなくてはいけません。
その方法は、まず体を温めること。
そして適度に運動して血流をよくすること。
食事は温かいものを食べ、適度に運動します。
そして毎日の入浴(湯船に10~15分くらい浸かる)は欠かさないでください。
事務職の方は特に同じ姿勢になりがち。
運動不足による冷えには気を付けましょう。
また、人前で緊張して顔が赤くなり首から上に血が行くタイプもいますが、ひとりや家族だけになると落ち着くことが多いので、徐々に人に慣れていくとよいでしょう。
冬の寒暖差で赤ら顔に
冬は、外にいる時は顔色が白っぽく、部屋の中に入ると顔が赤くなる。
そして夏になると、外にいる時に顔が赤くなり、部屋の中では顔色が白っぽくなる。
このタイプは、部屋の外と中の寒暖差に気を付けてください。
寒いところ、涼しいところでは、血管が収縮し、顔色が白っぽくなります。
そして暖かいところ、暑いところでは、血管が拡張し、顔が赤くなります。
急激に血管が拡張すると顔も赤くなりがちですので、極力寒暖差をなくすよう工夫が必要です。
冬はコートやマフラーなどで対策しやすいのがこのタイプです。
ただし、肌の弱い方は、毛のマフラー、コートのボアは肌荒れの原因となるので気を付けましょう。
マフラーを蛍光剤・柔軟剤・漂白剤が配合されていない洗濯用洗剤で洗って使用するとよいでしょう。
部屋に入る前に手で顔を温めるという方法もありますが、様々なものを触っている手には刺激物がたくさんついているのでよほど肌が強い人でない限りはやらない方がよいでしょう。
冬の冷気で顔が赤くなる
冷気によって顔が赤くなる場合があります。
冬の冷気によって肌の防御力が低下し、肌がダメージを受け赤くなることがあります。
この場合は、顔に綿100%のマスクをつけたり、マフラーなどで工夫し冷気が当たらないようにするとよいでしょう。
乾燥による赤みの場合、ワセリンを薄くつけてカバーすることで早く改善することもあります。
特に寒冷アレルギー(寒いところで赤みや湿疹が出る)の方は冬がキビシイので、防寒には十分気を付けましょう。
顔の色と首の色が違う場合は、早めに対策しましょう。
なお、顔のほてりが気になっても顔を触らないように気をつけましょう。
手についた刺激物で荒れることがあります。
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