肌断食の補助アイテム
湯シャン、水洗顔、肌断食を始めるにあたって補助となる便利なアイテムを紹介します。
肌断食を始める際にはワセリンと米ぬか粉末は準備しておきたいところ。
また、体の中からの乾燥肌対策も必要となってきます。
肌断食を成功させるには、補助を上手に使うことが大切です。
チューブ入りワセリン
肌断食初期や肌が乾燥しているときに便利なアイテム。
ワセリンは直接指で取らない変質しにくいチューブ型をおすすめします。
ワセリンは肌に影響のない鉱物油です。
他のオイルは時間が経つと酸化して肌の細胞を傷つけますが、ワセリンは酸化に強く、適切な保存方法だと何年も持ちます。
肌がカサついたり、粉ふいているときなど、角質をつなげておくとよいでしょう。
肌断食を始めたばかりの時は表面の角質層(バリア機能)がボロボロなので水分が逃げやすい傾向にあります。
なので無理をせず、ワセリンで人工のバリアをつくってあげましょう。
またリップやグロス代わり、ファンデや口紅の下地に便利です。
唇に使う場合、香りも何もないので、食事もうんと楽しめるのが嬉しいところ。
なお、肌の機能を活性化させるために、夜は使わない方がいいようです。
サウンドスタイルでは「シンプルベール」という名前で販売されています。
肌以外にも、髪がパサつくときにいたんだ部位につけておくのもよいでしょう。
カラー前の保護剤にも使えます。
頭皮や額の生え際にしっかりつけてカラーリングしましょう。
サウンドスタイルのファンデーション
非接触が運営しているサウンドスタイルのファンデーション。
品名はシンプルファンデーション。
肌への負担が最小限に抑えられています。
ワセリンやスクワランが含まれているのでしっとりとした感触があり、下地なしでも十分きれいにのります。
つけるときは柔らかい筆のようなブラシでつけるとよいでしょう。
ほお紅をつけるときのあのブラシでちょっと大きいヤツです。
100円均一にも置いてあることがありますので、探してみてくださいね!
なお、長時間屋外にいる場合などの紫外線対策では厚めに塗るとよいでしょう。
ワセリン→日焼け止め→ファンデとつければ、肌へのダメージを最低限に抑えながら紫外線のダメージも大幅に抑えてくれますが、汗で落ちたらつけなおしましょう。
ASVC22、ASVC35
湯シャン、水洗顔、肌断食だけでも、ニキビや赤み、湿疹などの肌荒れは改善しやすい。
しかしシミやしわとなると、肌断食や湯シャンだけでも改善はできますが、かなり長期に及びます。
少しでも早く改善したいという方であれば、ASVC(活性保持型高濃度ビタミンC)をおすすめします。
ASVCはアスコルビン酸(ビタミンC)とグリセリンでできており、肌をいためることはありませんが、肌がいたんだ状態だとピリピリしたり、赤みが出たりします。
湯シャン、水洗顔、肌断食に加え、衣類に柔軟剤を使わない、顔を手で触らないなど、日々の生活でも気をつけながらケアしていく必要があります。
ASVCにはASVC22とASVC35と2種類ありますが、ASVC35の方が高濃度なので効果は高いのですが肌にのびにくいのが難点。
顔にちょんちょん置いて肌の温度で溶かしながら使うとよいでしょう。
入手先:サウンドスタイル
柔らかいメイクブラシ
上記のファンデーションやほお紅をつけるときに使う柔らかいブラシ。
通常のパフだと肌への摩擦が強く、刺激になってしまいます。
このような柔らかいブラシで粉を肌にのせると肌への負担が大分軽減されます。
100円均一にも売っています。
私のように年中スッピンの人はあまりメイクの機会がないので、いざ使おうと思うとどこ?って探してしまいがちです。
ファンデーション、ほお紅、ブラシとセットにして分かりやすいところに保管しておくとよいでしょう。
獣毛ブラシ
湯シャンに獣毛ブラシは欠かせません。
髪が柔らかく毛量が少ない人は豚毛ブラシ、髪が多く毛量が多い人は猪毛ブラシを使うとよいでしょう。
湯シャン前に前後に100回ずつブラッシングと非接触では言われています。
私は手がだるくなるので精々50回くらいですが、現在問題ないようです。
ちなみに髪はセミロング。
ブラッシングをしっかりしておくと、湯シャンの汚れ落ちがスムーズです。
また、朝のセットで使うと、髪についたほこりをしっかり取ってくれるので、髪がきれいになります。
湯シャンはシャンプーを使わないので、自分の皮脂で髪をコーティングすることになります。
なので、獣毛ブラシが白っぽくなりますが、問題ありません。
なお、サウンドスタイルでも獣毛ブラシが売られています。
湯シャン完全セットもありますので一度覗いてみるとよいでしょう。
米のとぎ汁
米のといだ日には米のとぎ汁をペットボトルなどに取っておきましょう。
肌に負担となる成分が含まれていないので、手荒れ、肌荒れしにくいのが特徴です。
米のとぎ汁は細かな粒子が余分な皮脂や汚れを落としてくれます。
成分そのものも肌にダメージを与えないものですが、細かな粒子なので物理的ダメージの心配もありません。
肌断食には純石けんが王道ですが、米のとぎ汁は石けん負けしやすい方にも適しています。
また、入浴剤としても使え、浴槽の皮脂汚れを落としてくれます。
お風呂の洗剤が残留することもないので、米のとぎ汁は総合的な肌荒れ対策に向いています。
さらに細かな粒子で皮脂汚れを落とすので、肌断食で悩みがちな角栓対策にも向いています。
ガンコな角栓には小麦粉パックの方が向いていますが、米のとぎ汁は小麦粉アレルギーでも使用できるのがいいところ。
米のとぎ汁の米ぬかを沈殿させてそれをパックに使うという方法もアリです。
皮脂が多い方や角栓ができやすい人は、夜だけでも米のとぎ汁洗顔で肌を整えておくとよいでしょう。
また、小麦粉シャンプー同様に湯シャンの補助にも向いており、頭皮の皮脂が多い人や脂漏性皮膚炎、脂漏性湿疹などでも使うことができます。
ただ、注意点としては、米をとぐ器に台所用洗剤を使用している場合は残留していることがあるので、アクリルたわしなどで洗うようにしましょう。
米のとぎ汁は、肌にダメージを与えずに適度に皮脂や汚れを落とすことで、肌自身が機能を取り戻すための環境を整えます。
※肌自身の機能とは:保湿機能(自家保湿因子)、外部の刺激から守る機能(バリア機能)、正常な皮脂分泌機能、常在菌のバランスなど。
ビタミンC
肌のかさつき対策に抗酸化物質を取ることはとても重要です。
湯シャン、水洗顔、肌断食も全部行っている、肌にダメージとなるもので思い当たるものは全部回避している、顔なんて日常的に触らない、それでもカサつくのであればビタミンCを取ってみましょう。
特にストレスの多い方、ストレスを受ければ受けるほど血中の活性酸素が多くなり、ビタミンCが不足してしまいます。
ビタミンCは一度に取っても流れてしまいますし、多くは内臓などに取られてしまいます。
美容に必要なビタミンC量を取ろうと思えば、かぼちゃやオレンジなどビタミンC豊富なものを毎食2切れずつ取り入れるとよいでしょう(筆者経験あり)。
忙しい人や野菜嫌いな人は、3時間おきにビタミンCサプリを1カプセルとるとよいでしょう。
なお、過剰摂取による副作用はありませんが、お腹が緩くなる場合は徐々に増やしていくとよいでしょう。
抗酸化作用があるものは、てかりによるくすみにも適しています。
ビタミンC粉末はドラッグストアに置いてあります。
お掃除にアクリルたわし
肌荒れしやすい人は掃除の時も要注意!
手荒れだけでなく、洗った後の手で顔を触ってしまうと肌をいためてしまいます。
また浴室や浴槽にお風呂の洗剤を使用すると、洗剤が残留し、肌荒れを起こしやすくなってしまいます。
そこで重宝するのが洗剤なしでもきれいに落ちる布。もしくはアクリルたわし。
これがあると、獣毛ブラシの掃除もスムーズです。
お風呂洗い、食器洗いなどいろんな場面に活躍。
コンロ周りなどの頑固な汚れは、米ぬか洗剤のとれるNo.1と併用するとよいでしょう。
アクリルたわしは100円均一などに置いてありますので、探してみてくださいね!
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最終更新日:2020/08/30