*

肌断食初期の顔のかゆみ

公開日: : 最終更新日:2020/09/25 水洗顔(ぬるま湯だけで洗顔), 肌断食

肌断食初期は、肌がまだ傷んでいるので顔の痒みが発生しやすい。

私も肌断食の始めの1年は、顔に痒みが出たり、ピリピリすることがよくありました。
特に汗をかいた時など、拭いたくなるので、ハンカチは携帯していました。
直接衣料のポケットに接していない裏面で軽く押さえて汗を取っていました。

痒くても顔を触らないことを心がけていると早く改善します。
しかし顔を触らないようにするには、痒みをしずめることが必要です。

顔の痒み対策

1.近くに水道があれば、痒くなったら水洗顔。
(夏場などほてりが和らぐだけでも違うと思います)
2.ハンカチを持っていたらハンカチの裏で汗を取る。
3.うっかり触ってしまった時は水で洗い流す。
(触ると余計に痒くなるのを抑えるため)
4.ワセリンをつける

最初から完璧に「顔を触らない」ができる人など、おそらくいないかと思います。
しかし上記のように、できることをやっていけば、少しずつですが、顔の痒みは落ち着いてくると思います。

「完璧に顔を触らないを実践する」よりも、時間はかかると思いますが、「顔を触らないことを心がける」事によって徐々に肌は落ち着いてくると思います。

私の場合ですが、肌断食をしながら「触らないを心がける」を長く続けていると、自然と痒みが治まっていきました。
今では痒みもなくなり、顔が痒いかどうか意識さえしていません。

米のとぎ汁洗顔もおすすめ

顔がかゆい原因は肌が傷んでいるからです。
傷んだ肌は肌表面の角質層がボロボロ。
肌表面の角質層がボロボロだと、肌の水分が逃げやすく、バリア機能も低く、ちょっとした刺激で反応します。

そんなときは、米のとぎ汁洗顔がおすすめです。

米のとぎ汁にはグルコシルセラミドが含まれており、肌表面の水分が蒸発するのを防ぎ、肌の保湿力を高めます。
肌の保湿力が高まると、バリア機能も高まります。

また、細かい粒子で余分な皮脂や角栓を取るので肌断食初期のトラブルを抑えることができます。
※まだ必要な角栓は取れないのでそっとしておきましょう。

米のとぎ汁は1回目はサッと洗い、2回目のとぎ汁を使います。
※詳しくは米のとぎ汁の作り方をご覧ください。

※非接触生活では食べ物を肌につけるのは不安定とされています。

実践の際は目や鼻に入らないようにし、使用後はよく洗い流しましょう。
保存は、常温では1日、冷蔵庫なら3日くらいで使い切った方がよいでしょう。
少しでも肌に異常が出たら実践を中止して下さいね。




関連記事

肌断食でアトピーは改善する?

結論から言えば、肌断食だけではアトピーは改善しません。 もっと言えば、アトピーだけでなく、接触性皮

記事を読む

水洗顔は宇津木式洗顔法を守る?!

水洗顔の時は顔をこすらない。 顔をこすらないように、手か洗面器の中にぬるま湯をくんでその中で顔をフ

記事を読む

肌断食8年経過してキメに変化

先日、肌断食8年を経過しました。 肌の状態としては、パッと見て最近の経過写真と変わりありません。

記事を読む

肌断食初期のニキビ

肌断食をイキナリ始めて、ニキビが悪化した、乾燥した、肌荒れが悪化したという人もいらっしゃいます。

記事を読む

水洗顔で顔がザラザラ角栓だらけ

宇津木式の影響で、水洗顔を行う方が徐々に増えてきました。 かくいう私も毎朝水洗顔を行っている者の1

記事を読む

鼻の毛穴のケアどうする?

化粧品売り場には、様々な種類の鼻の毛穴用ケア製品が並んでいます。 鼻に貼ってパリッと剥がす鼻パック

記事を読む

何もつけない美肌ケア

皮膚科医の池田大志先生が書かれた本。 10万円のクリームより効く「何もつけない」美肌ケア。

記事を読む

肌断食のおすすめ保湿方法

肌断食の保湿は、肌がうるおう機能を取り戻すまではワセリンを薄くつけておくのが基本です。 しかし

記事を読む

肌断食どれくらいでよくなる?

肌断食を始めて1年もしくは2年くらいの方は、大なり小なり肌の変化を実感されていることと思います。

記事を読む

肌質で選ぶ角栓対策

肌断食をしていると角栓に悩まされることがあります。 特に洗面器の中でプルプルの宇津木式洗顔で角栓で

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

湯シャン愛好家におすすめの美容室

最近、湯シャンをしていても気軽に立ち寄れる美容室を見つけました。 そ

糖分の取りすぎが肌荒れの原因となる理由

糖分の取りすぎが肌荒れやニキビの原因となることは、多くの人に知られてい

肌の痒みの原因と対策

肌が傷んでいる時は、肌に痒みやピリピリ感が発生することがあります。

糖分の取りすぎは肌と免疫力に影響する

12月半ばを過ぎた頃、急に口元が荒れ始めました。 おかしい。これ

肌荒れ対策で免疫力を高める

12月に入って周囲でコロナ感染が流行りました。 周囲のほとんどがコロ

→もっと見る


  • もち肌イブ(エコ肌ぴあ)
    1978年生まれ。大阪市在住。
    湯シャン、水洗顔、肌断食実践中。
    泡や化粧品を使わない生活をしています。


PAGE TOP ↑